木村 宏子(読み)キムラ ヒロコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村 宏子」の解説

木村 宏子
キムラ ヒロコ


職業
声楽家

専門
メゾソプラノ

肩書
東京芸術大学音楽学部声楽科教授

旧名・旧姓
太田

生年月日
昭和9年 10月23日

出生地
京都府

出身地
熊本県 熊本市

学歴
東京芸術大学声楽科〔昭和32年〕卒,東京芸術大学専攻科〔昭和33年〕修了

経歴
関種子、佐々木成子に師事。昭和34年東京でケルビーノを歌ってデビュー。以後「椿姫」のフローラ、「ラインの黄金」フロースヒルデとウォークリンデ、スズキ、「ナクソス島アリアドネ」の作曲家、「ファースト」のジーベルなどのほか、ベートーベンの交響曲第9番、レクイエムマタイ受難曲などを歌っている。またドイツ、日本の歌曲などのコンサートにも多く出演。東京芸術大学講師、助教授を経て、教授。

所属団体
二期会

受賞
文化放送音楽賞(第4回)〔昭和32年〕,ウィンナーワルド・オペラ賞(第10回)〔昭和57年〕,芸術祭賞〔昭和60年〕

没年月日
平成8年 6月30日 (1996年)

家族
夫=木村 潤二(ピアニスト)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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