木村廉(読み)キムラ レン

20世紀日本人名事典 「木村廉」の解説

木村 廉
キムラ レン

大正・昭和期の細菌学者 京都大学名誉教授;名古屋市立大学名誉教授。



生年
明治26(1893)年7月17日

没年
昭和58(1983)年5月28日

出生地
京都市

学歴〔年〕
京都帝大医科大学〔大正8年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正13年〕

主な受賞名〔年〕
日本学士院賞〔昭和34年〕「ビタミンB1研究」,勲二等瑞宝章〔昭和41年〕

経歴
昭和3年京都帝大教授。19年医学部長兼附属医専部長。31年定年退官後、京大ウィルス研究所長、名古屋市立大学長などを務めた。細菌学、免疫学権威で、ビタミンB1の研究などで34年学士院賞受賞。日本WHO協会副会頭、日本学術会議会員なども歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村廉」の解説

木村廉 きむら-れん

1893-1983 大正-昭和時代の細菌学者。
明治26年7月17日生まれ。昭和3年京都帝大教授となり,同大ウイルス研究所長をへて,32年名古屋市立大学長。腸内細菌によるビタミンB1の分解の研究などで知られた。34年学士院賞(共同研究)。昭和58年5月28日死去。89歳。京都出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「木村廉」の解説

木村 廉 (きむら れん)

生年月日:1893年7月17日
大正時代;昭和時代の細菌学者
1983年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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