20世紀日本人名事典 「木村珪二」の解説 木村 珪二キムラ ケイジ 昭和期の彫刻家 生年明治37(1904)年6月2日 没年昭和56(1981)年8月31日 出生地兵庫県出石郡出石町 学歴〔年〕東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科本科塑造部〔昭和2年〕卒 経歴大正15年帝展に初入選、以後官展に出品を続け、昭和13年新文展で「裏街の児」、14年同展で「或る男」が連続して特選となる。戦後も日展に出品、たびたび審査員を務め、33年評議員となった。27年東京教育大学教授に就任。また25年より白日会彫塑部常任委員、31年より日本彫塑家倶楽部(のちの日本彫塑会)運営委員を務めた。堅実な写実的作風で知られ、日展彫塑で重きをなした。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村珪二」の解説 木村珪二 きむら-けいじ 1904-1971 昭和時代の彫刻家。明治37年6月2日生まれ。大正15年帝展に初入選,昭和13年,14年新文展で特選。戦後日展に出品し,33年評議員となる。27年東京教育大教授。昭和46年8月31日死去。67歳。兵庫県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品に「故山へ」「自問」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by