故山(読み)コザン

デジタル大辞泉 「故山」の意味・読み・例文・類語

こ‐ざん【故山】

故郷の山。また、故郷。「故山に骨を埋める」
一生の志もむなしく、―に芋でも作る気になったとのお別れだから」〈佐藤春夫晶子曼陀羅
[類語]故郷郷里ふるさと郷土田舎在所国もと郷党郷国郷関家郷生地生国生まれ故郷地元出生地出身地墳墓の地

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精選版 日本国語大辞典 「故山」の意味・読み・例文・類語

こ‐ざん【故山】

  1. 〘 名詞 〙 ふるさとにある山。転じて、ふるさと。故郷。
    1. [初出の実例]「潮頭再三顧、如故山谿」(出典菅家文草(900頃)三・舟行五事)
    2. [その他の文献]〔謝霊運‐初発石首城詩〕

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普及版 字通 「故山」の読み・字形・画数・意味

【故山】こざん

故郷。宋・劉子〔二劉の題壁を観る〕詩 故山は(つひ)に他山の好きにれり 新好の樂しきに如(し)かず

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