木村重治(読み)キムラ シゲハル

20世紀日本人名事典 「木村重治」の解説

木村 重治
キムラ シゲハル

明治〜昭和期の西洋史学者 立教大学学長。



生年
明治7年5月4日(1874年)

没年
昭和42(1967)年7月18日

出生地
奈良県天理市

別名
号=鹿峯

学歴〔年〕
立教学院専修科〔明治29年〕卒,ホバート大学(米国)〔明治33年〕卒,ハーバード大学〔明治36年〕卒

学位〔年〕
M.A.〔明治36年〕

経歴
明治30年渡米、ホバート大学に学びバチェラー・オブ・アーツを得、さらにハーバート大、ケンブリッジ神学校に学んでマスター・オブ・アーツとなった。37年帰国 立教、東京高等商業学校、山口高等商業学校各教授を経て長崎高等商業学校校長となった。昭和5年立教大学経済学部教授となり、経済学部長を経て7年学長に就任、11年まで務めた。戦後極東軍事裁判弁護人、財団法人グルー基金常務理事、日米協会幹事などを歴任。「西洋史眼」「米国近世史」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村重治」の解説

木村重治 きむら-しげはる

1874-1967 明治-昭和時代の西洋史学者。
明治7年5月4日生まれ。30年渡米し,ホバート大,ハーバード大などにまなぶ。立大経済学部教授,学部長をへて,昭和7年学長。戦後は極東軍事裁判弁護人,グルー基金常務理事などをつとめた。昭和42年7月18日死去。93歳。奈良県出身。立教学院卒。著作に「西洋史眼」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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