日本歴史地名大系 「木浦畑村」の解説 木浦畑村きうらばたむら 大分県:大野郡大野町木浦畑村[現在地名]大野町小倉木(こぐらき) 木浦畑佐淵(さぶち)村の北東、北東へと曲流する大野川の西岸にある。南西は徳尾(とくお)村。「中川氏年譜」所収の万治三年(一六六〇)六月二七日付の長崎奉行黒川与兵衛書状に「きうらはた村」とみえ、当村喜右衛門(六四歳)がキリシタンであるとの訴えがあり、その捕縛が岡藩に命じられた。これを受けて藩は喜右衛門ら二名を捕らえ、箱に入れて鉄砲頭ら二名に足軽四〇名をつけて長崎へ護送した(中川氏年譜)。矢田組に属した(農民一揆)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by