木牟田村
きむたむら
[現在地名]玖珠町四日市
戸畑村の北方、玖珠川の支流浦河内川の上流域にある。西の日田・玖珠両郡境に月出山岳がそびえる。「きみた」ともいう。正保郷帳に村名がみえ、田高一三〇石余・畑高四〇石余で、古後郷に属し、柴山有・茅山有、日損所と記す。元禄郷帳では高一五一石余で、綾垣村枝郷とある。天保郷帳では同村枝郷の杉塚村も含めて高二〇二石余とある。明暦元年(一六五五)より森藩分家久留島通
領となり、元禄見稲簿では綾垣村枝郷木牟田一五一石余・杉塚村四八石余となっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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