木直稲荷神社(読み)きなおしいなりじんじや

日本歴史地名大系 「木直稲荷神社」の解説

木直稲荷神社
きなおしいなりじんじや

[現在地名]茅部郡南茅部町字木直

木直川下流左岸に鎮座する。祭神倉稲魂命。木直の鎮守で、創建については原始不詳という(渡島国地誌提要)一説に明和五年(一七六八)住民が下北易国間いこくま(現青森県風間浦村)の鎮守大石おおいし神社の分霊を勧請したのに始まるとも伝える(南茅部町史)。また元禄一六年(一七〇三)に再立とも伝えて定まらない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android