木芽(読み)このめ

精選版 日本国語大辞典 「木芽」の意味・読み・例文・類語

こ‐の‐め【木芽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木に萌え出た新芽。きのめ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「三月になりぬ。このめすずめがくれになりて」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
  3. アケビの新芽。きのめ。〔拾遺抄註(1183‐90)〕
  4. (ゆず)の葉をいう女房詞。きのめ。〔女中詞(元祿五年)(1692)〕
  5. 茶をいう女房詞。〔俚言集覧(1797頃)〕
  6. サンショウの新芽。きのめ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む