デジタル大辞泉 「末端衝撃波面」の意味・読み・例文・類語 まったん‐しょうげきはめん【末端衝撃波面】 太陽から噴き出す超音速の太陽風が、星間物質とその磁場の圧力によって押し返され、亜音速となる衝撃波面。太陽風の影響が及ぶヘリオポーズという境界面の内側に存在し、太陽のある側からこの波面を超えると太陽風は著しく減速する。米国の惑星探査機ボイジャー1号、2号がそれぞれ、2004年と2007年に太陽から176億キロメートル、143億キロメートルの地点で末端衝撃波面を通過したことがわかっている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例