末鎌村(読み)すえかまむら

日本歴史地名大系 「末鎌村」の解説

末鎌村
すえかまむら

[現在地名]溝口町福兼ふくかね

大山西麓の裾野に位置し、南西福永ふくなが村。当村および近隣の村々は山村のため獣による作物被害に苦しんだという。「すえがま」ともいう。拝領高は一〇石余、本免は一ツ七分。文化一三年(一八一六)の年貢目録(内藤家文書)では年貢米三石九斗余、内訳は物成三石八斗余・大山油代一升余など。文政一三年(一八三〇)の高二九石余、物成三石余、米子御蔵へ納入すべき三歩一米は不明(在方諸事控)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android