末長遺跡(読み)すえながいせき

日本歴史地名大系 「末長遺跡」の解説

末長遺跡
すえながいせき

[現在地名]高津区末長

国鉄南武線武蔵溝むさしみぞくち駅南方一キロの丘陵北斜面に分岐・派生した台地上にあり、標高約三三メートル。昭和四二年(一九六七)に調査され、弥生・古墳時代の竪穴住居跡一一戸、土壙八基、V字溝一本などが発掘された。上限は弥生時代後期久ヶ原期で、この時期の遺構としてV字溝と竪穴住居跡一戸が発掘された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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