日本歴史地名大系 「本八丁堀五丁目」の解説 本八丁堀五丁目ほんはつちようぼりごちようめ 東京都:中央区旧京橋区地区本八丁堀五丁目[現在地名]中央区八丁堀四丁目本八丁堀四丁目の東に続く八丁堀北岸に沿った片側町。北は日比谷(ひびや)町。東部で八丁堀が亀島(かめじま)川に合流する。安永三年小間附町鑑によれば京間六六間三尺。公役金を納める。文政七年(一八二四)の江戸買物独案内には醤油酢問屋藤村屋利右衛門の店がみえる。当町地先から南八丁堀五丁目の間の八丁堀河口部に稲荷(いなり)橋が架かる。橋名は南畔に鉄砲洲波除(てつぽうずなみよけ)稲荷(現鉄砲洲稲荷神社)があることにちなむ(御府内備考)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by