本山茂任(読み)もとやま しげとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本山茂任」の解説

本山茂任 もとやま-しげとう

1826-1887 幕末-明治時代の武士,神職
文政9年生まれ。土佐高知藩士。鹿持(かもち)雅澄に国学,田所寧親(やすちか)に砲術をまなぶ。郡奉行,側物頭(そばものがしら)役をへて慶応2年大目付。維新後は松山県参事,京都下賀茂神社,奈良県大神(おおみわ)神社などの宮司(ぐうじ)。明治20年8月28日死去。62歳。通称は只一郎。号は竜沢など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android