日本歴史地名大系 「本島名村」の解説 本島名村もとしまなむら 群馬県:高崎市本島名村[現在地名]高崎市元島名町(もとしまなまち)東南流する井野(いの)川の下流近く左岸に沿う。川寄りの地域では自然段丘状地形であり、川から離れる地域では沖積平野が広がる。西南は井野川を挟んで中大類(なかおおるい)村と下大類村、西は矢島(やじま)村など。当地一帯は「和名抄」に載る群馬郡島名(しまな)郷に含まれたと考えられる。福島県耶麻(やま)郡西会津(にしあいづ)町真福(しんぷく)寺に所蔵する般若心経(承元五年二月書写)の延文二年(一三五七)九月日付裏書に「上野国嶋名郷内田畠家等事」とあり、「島名禰三 」の名がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by