本明谷村(読み)ほんみようだにむら

日本歴史地名大系 「本明谷村」の解説

本明谷村
ほんみようだにむら

[現在地名]篠山市本明谷

福住ふくすみ村の北に位置し、籾井もみい川が流れる。南西部に中世の籾井教業の居城があり、その麓に同氏の祈願所の金林こんりん寺が建立されていたが、現在は仁王門鐘楼の跡や塔頭の普明院・安養院などの跡が残るのみ。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「籾井庄之内本明谷」とみえ、高二五〇石余。正保郷帳では本明谷村として田高二二五石余・畠高二五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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