ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
御旅所
おたびしょ
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神社の祭礼のとき、本社より出た神輿(みこし)が、仮にとどまるところ。御旅宮(おたびのみや)、頓宮(とんぐう)、神輿宿(みこしやど)などともいう。『百練抄』に、1159年(平治1)11月「祇園(ぎおん)旅所焼亡」とあるのが文献上の初見であるが、神輿の発達とともに各社で設けたもので、仮の場所のみのところから、豪華な建物のある場合や、また他社を借りる場合もあり、その数も1か所のみとは限っていない。距離も本社とそれほど離れていない地から数十キロメートルに及ぶ場合、とどまるのも1時間程度から一昼夜に及ぶ場合もある。通例、その場で祭儀が行われる。
[鎌田純一]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…《太平記》には〈宿院の後を廻て如法経塚へ押寄,八百人の兵共,同音に時をどっと作る〉とみえている。また,神社の祭礼のとき,神輿を本宮から渡御して,かりにとどまるところ,すなわち御旅所なども宿院といわれていたかと思われる。和泉国に宿院という地名があるが(現,大阪府堺市宿院町),《堺鑑》によると〈宿院 此地は住吉明神毎年六月晦日の御祓,御旅所也〉とある。…
※「御旅所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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