本来空(読み)ホンライクウ

デジタル大辞泉 「本来空」の意味・読み・例文・類語

ほんらい‐くう【本来空】

仏語。一切のものはもともと仮の存在であり、実体のないものであるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本来空」の意味・読み・例文・類語

ほんらい‐くう【本来空】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。この世に存在する一切の万物は本来実有ではなく因縁による仮の存在であること。
    1. [初出の実例]「了すれば即ち業障本来空」(出典:正法眼蔵(1231‐53)三時業)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android