本津川村(読み)ほんつがわむら

日本歴史地名大系 「本津川村」の解説

本津川村
ほんつがわむら

[現在地名]栃尾市本津川

稚児清水ちごしみず川上流にある。西は比礼ひれい村、北はつち村と隣接した山間の村。寛延元年(一七四八)頃までは程川ほどがわ穐川ほどがわの字があてられることが多い。文明年間(一四六九―八七)の長尾・飯沼氏等知行検地(上杉家文書)によると、文明一五年の検地で本田三千七〇〇苅・増分二千三〇〇苅、同一九年の再検地で増分二千七〇〇苅を検出した「穐川」を志駄掃部助が知行し、同一五年・一九年の検地で本田・増分合計一万一千四〇〇苅の「濁・程川」を長尾弾正左衛門尉が知行する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android