本田幸介(読み)ホンダ コウスケ

20世紀日本人名事典 「本田幸介」の解説

本田 幸介
ホンダ コウスケ

明治〜昭和期の農学者 九州帝国大学教授。



生年
文久4年1月4日(1864年)

没年
昭和5(1930)年4月20日

出生地
東京

学歴〔年〕
駒場農学校卒

学位〔年〕
農学博士

経歴
野村盛秀の二男に生まれる。明治23年帝国大学農科大学助教授となり、25年文部省派遣の留学生として農学研究のためドイツに3年間留学して帰国後、29年教授となり畜産学の講座を担当。欧州、特にイタリア・ドイツの畜産学体系の導入で知られる。のち九州帝国大学初代農学部長、帝室林野局長官を務めた。著書に「特用作物」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本田幸介」の解説

本田幸介 ほんだ-こうすけ

1864-1930 明治-昭和時代前期の農学者。
文久4年1月4日生まれ。野村盛秀の次男。明治23年帝国大学農科大学助教授となり,ドイツ留学後,29年教授。イタリア,ドイツの畜産学の導入で知られる。のち九州帝大初代農学部長,帝室林野局長官をつとめた。昭和5年4月20日死去。67歳。駒場農学校卒。著作に「特用作物」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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