本阿彌(読み)ほんあみ

精選版 日本国語大辞典 「本阿彌」の意味・読み・例文・類語

ほんあみ【本阿彌】

刀剣鑑定の家柄足利尊氏時代、妙本阿彌という者をその祖とする。転じて、一般に鑑定家目利(めきき)の意にいう。
雍州府志(1684)七「相州鎌倉有妙本阿彌者、相刀剣之新旧真贋
浮世草子傾城色三味線(1701)京「けいせい買の本阿彌に見せても」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android