朱輪(読み)しゅりん

精選版 日本国語大辞典 「朱輪」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐りん【朱輪】

〘名〙 朱塗りの輪のついた車。身分の高い人の乗る車。
本朝文粋(1060頃)七・贈藤原行成状〈大江匡衡〉「今朱輪照耀之朝」 〔漢書‐劉向伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「朱輪」の読み・字形・画数・意味

【朱輪】しゆりん

朱塗りの貴人の乗る車。〔漢書、李尋伝〕(李、尋王)根にきて曰く、~將軍一門九侯、二十朱輪、興りて以來、臣子、未だ嘗(かつ)て此(ここ)に至らず。夫(そ)れ物んなれば必ずふは、自然の理なり。

字通「朱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android