朱輪(読み)しゅりん

精選版 日本国語大辞典 「朱輪」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐りん【朱輪】

  1. 〘 名詞 〙 朱塗りの輪のついた車。身分の高い人の乗る車。
    1. [初出の実例]「今朱輪照耀之朝」(出典:本朝文粋(1060頃)七・贈藤原行成状〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐劉向伝〕

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普及版 字通 「朱輪」の読み・字形・画数・意味

【朱輪】しゆりん

朱塗りの貴人の乗る車。〔漢書、李尋伝〕(李、尋王)根にきて曰く、~將軍一門九侯、二十朱輪、興りて以來、臣子、未だ嘗(かつ)て此(ここ)に至らず。夫(そ)れ物んなれば必ずふは、自然の理なり。

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