朴八陽(読み)ぼくはちよう(その他表記)Pak Par-yang

改訂新版 世界大百科事典 「朴八陽」の意味・わかりやすい解説

朴八陽 (ぼくはちよう)
Pak Par-yang
生没年:1905-88

朝鮮民主主義人民共和国詩人。号は麗水。解放前は《東亜日報》《朝鮮日報》の記者や《朝鮮中央日報》社会部長をつとめた。1925年《その日はクリスマス》で文壇デビュー,同年カップ朝鮮プロレタリア芸術同盟)の盟員となり,《デモ》のような傾向性の強い作品を多く書いた。解放後は,一時期朝鮮作家同盟副委員長の要職を占めた。《麗水詩集》《朴八陽詩選集》などのほか,評論も多い。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 梶井

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android