朴成哲(読み)ぼくせいてつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「朴成哲」の意味・わかりやすい解説

朴成哲
ぼくせいてつ / パクソンチョル
(1913―2008)

北朝鮮の政治家。慶尚北道(けいしょうほくどう/キョンサンプクド)慶州(けいしゅう/キョンジュ)出身。幼少時に旧満州(中国東北部)に移住し、竜井(りゅうせい/ロンジン)の大成中学校卒業。1930年代に抗日遊撃隊に参加。1950年人民軍第15師団長として朝鮮戦争従軍。1954年駐ブルガリア公使、1956年朝鮮労働党国際部長、外務省副相、1959年外務相を歴任し外交面の実力者となる。1972年の南北対話時には南北調節委北側委員長代理として活躍し、中央人民委員、副総理就任。1976~1977年政務院総理を務め、1977年12月以降、国家副主席としておもに外交面を担当。1980年朝鮮労働党政治局員。1990年副主席に再選され、1991年最高人民会議代議員、祖国統一民主主義戦線議長。1998年最高人民会議常任委員会名誉副委員長に選出

玉城 素]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「朴成哲」の意味・わかりやすい解説

朴成哲
ぼくせいてつ

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