朽目(読み)くちめ

精選版 日本国語大辞典 「朽目」の意味・読み・例文・類語

くち‐め【朽目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 板などのくさった部分
    1. [初出の実例]「瀬田の橋の馬ふみくちめ多み底のなみだぞ面影にたつ」(出典:散木奇歌集(1128頃)恋上)
  3. 和琴(わごん)名器一つ
    1. [初出の実例]「ひきとむるものとはなしにあふさかの関のくちめのねにぞそほつる」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む