杉呑獅(読み)すぎ どんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉呑獅」の解説

杉呑獅 すぎ-どんし

?-1790* 江戸時代中期の俳人
京都島原妓楼(ぎろう)の主人。炭太祇(たん-たいぎ)の門人で後援者。太祇を島原の不夜庵にまねいてすまわせた。明和9年三宅嘯山(しょうざん)らと「太祇句選」をあむ。また斜天と共著で遊里案内記「一目千軒」を刊行。寛政元年12月26日死去。通称は桔梗屋(ききょうや)治助(介)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android