杉本ゆり すぎもと-ゆり
1813-1893 江戸時代後期のキリシタン。
文化10年生まれ。肥前彼杵(そのぎ)郡(長崎県)浦上村の助産婦で,元治(げんじ)2年大浦天主堂でプチジャン神父に「ワレラノムネ アナタトオナジ」と最初に話しかけ,隠れキリスト信徒と名のりでる。明治4年,福山に一時流されるが,帰郷。後年,片岡弥吉の調査で発言者として特定された。明治26年10月4日死去。81歳。洗礼名はイサベリナ。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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