杉本直治郎(読み)スギモト ナオジロウ

20世紀日本人名事典 「杉本直治郎」の解説

杉本 直治郎
スギモト ナオジロウ

昭和期の東洋史学者 広島大学名誉教授



生年
明治23(1890)年2月18日

没年
昭和48(1973)年9月3日

出生地
滋賀県甲賀郡水口村(現・水口町)

学歴〔年〕
京都帝国大学文学部史学科〔大正12年〕卒

学位〔年〕
文学博士(京都大学)〔昭和22年〕

経歴
広島高等学校教授、広島文理科大学助教授を経て、昭和16年教授、28年広島大学教授。30年定年退官し名誉教授。また日本学術会議会員、中国四国歴史学協会会長、広島史学研究会理事長、東方学会評議員などを務めた。南海史、東西交渉史の研究に業績著書に「印度支那に於ける邦人発展の研究」(共著)、「阿倍仲麻呂伝研究」「東南アジア史研究」「真如親王伝研究―高丘親王伝考」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉本直治郎」の解説

杉本直治郎 すぎもと-なおじろう

1890-1973 昭和時代の東洋史学者。
明治23年2月18日生まれ。昭和4年広島文理大教授,28年広島大教授。南海史および東西交渉史を研究した。昭和48年9月3日死去。83歳。滋賀県出身。京都帝大卒。号は南翁。著作に「阿倍仲麻呂(あべの-なかまろ)伝研究」「東南アジア史研究」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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