20世紀日本人名事典 「杉田禾堂」の解説 杉田 禾堂スギタ カドウ 大正・昭和期の鋳金家 日展参事;全日本工芸美術家協会委員長。 生年明治19(1886)年8月1日 没年昭和30(1955)年7月29日 出身地長野県 本名杉田 精二 学歴〔年〕東京美術学校(現・東京芸術大学)〔明治45年〕卒 経歴昭和3年、商工省工芸指導所嘱託第2部長、7年大阪府工技師を歴任した。また12年商工省貿易局嘱託として欧米に出張。作家としては、4年帝展に特選。のち帝展、新文展、日展の審査員をつとめる。26年全日本工芸美術家協会設立とともに初代委員長に就任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉田禾堂」の解説 杉田禾堂 すぎた-かどう 1886-1955 大正-昭和時代の鋳金家。明治19年8月1日生まれ。津田信夫(しのぶ)にまなぶ。母校東京美術学校(現東京芸大)の講師,商工省工芸指導所嘱託,大阪府商工技師をつとめ,帝展,新文展,日展で活躍。昭和26年全日本工芸美術家協会初代委員長となる。昭和30年8月27日死去。69歳。長野県出身。本名は精二。作品に「用途を指示せぬ美の創案」「真珠飾黄銅花瓶」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by