デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「李一恕」の解説 李一恕 り-いつじょ 1571-1634* 朝鮮王朝の儒者。宣祖4年生まれ。李梅渓の父。豊臣秀吉の第1次朝鮮出兵(文禄(ぶんろく)の役)の際,浅野長政軍に捕らえられ,大坂につれてこられる。易経(えききょう)に通じ,紀伊(きい)和歌山藩の初代藩主徳川頼宣(よりのぶ)の侍講となった。寛永10年12月19日死去。63歳。字(あざな)は真栄。名は一如ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例