李商在(読み)りしょうざい(その他表記)Li Sang-jae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「李商在」の意味・わかりやすい解説

李商在
りしょうざい
Li Sang-jae

[生]哲宗1(1850).韓山
[没]1927
朝鮮の宗教家政治家。字は季皓,号は月南。開国後,朝鮮政府の要職を歴任し,建陽1 (1896) 年徐載弼とともに独立協会を結成した。その後朝鮮日報社長,新幹会会長。

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世界大百科事典(旧版)内の李商在の言及

【新幹会】より

…団結を強固にする。機会主義をいっさい否認する〉という綱領が採択され,会長に《朝鮮日報》社長の李商在が選ばれた。当初会員は200人あまりだったが,民衆の支持を得て同年中に会員数2万,支会数100を超え,最盛時には4万,140支会に発展した。…

【朝鮮日報】より

…三・一独立運動の翌1920年3月に創刊。当初朝鮮人実業家による実業新聞の性格を帯びていたが,24年社長に李商在,主筆に安在鴻が就任して以来左派民族主義の立場に立ち,新幹会の機関紙的役割も果たした。30年代には方応謨が一般紙として経営の拡張に努め,雑誌《朝光》も発行したが,40年8月総督府の圧力で廃刊。…

※「李商在」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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