精選版 日本国語大辞典 「杏子茸」の意味・読み・例文・類語 あんず‐たけ【杏子茸】 〘 名詞 〙 担子菌類アンズタケ科の食用きのこ。秋、各地の針葉樹林の地上に群生する。全体が鮮かな橙黄色で、かさの直径三~八センチメートル。肉は厚く黄色みを帯び、アンズに似た香りがある。ヨーロッパ、アメリカで好まれる。からももたけ。うこんたけ。[初出の実例]「杏子そっくりの香気を発するアンズタケ」(出典:くさびら譚(1968)〈加賀乙彦〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例