日本歴史地名大系 「村井町村」の解説 村井町村むらいまちむら 長野県:松本市村井町村[現在地名]松本市芳川(よしかわ)村井江戸時代は北国西脇往還の村井宿のある村で、地下水も深く、湧泉も乏しいところから田(た)川・奈良井(ならい)川から用水堰を引いて計画開田された。中世の初めは村井郷といわれ、嘉暦四年(一三二九)の諏訪大社上社文書にもみえる。天正検地の際、小屋(こや)村を分け、「村井之郷 六百六拾三石六斗七升九合」と高付けされている。享保九年(一七二四)当時の石高は九六三石七斗三合である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by