湧泉(読み)ユウセン

デジタル大辞泉 「湧泉」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せん【湧泉/×涌泉】

わき出るいずみ
経穴けいけつの一。足底土踏まずにあり、鍼灸治療で重視される。生命力が泉のようにわく所の意。

よう‐せん【湧泉/×涌泉】

ゆうせん(湧泉)

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精選版 日本国語大辞典 「湧泉」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せん【湧泉・涌泉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わき出るいずみ。
    1. [初出の実例]「要在涌泉、縄墨二義」(出典:勝鬘経義疏(611)序)
    2. [その他の文献]〔司馬相如‐子虚賦〕
  3. 経穴(けいけつ)一つ。足底の土踏まずにある鍼灸のツボ

よう‐せん【湧泉・涌泉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「よう」は「湧」「涌」の漢音 ) ⇒ゆうせん(湧泉)

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普及版 字通 「湧泉」の読み・字形・画数・意味

【湧泉】ゆうせん

水がわき出る泉。

字通「湧」の項目を見る

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百科事典マイペディア 「湧泉」の意味・わかりやすい解説

湧泉【ゆうせん】

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「湧泉」の意味・わかりやすい解説

湧泉
ゆうせん

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世界大百科事典(旧版)内の湧泉の言及

【泉】より

地下水が自然に地表へ湧出したもので,湧泉ともいう。湧出形態によって次の三つに分類できる。…

【温泉】より


[湧出形態]
 温泉の湧出状況は地熱活動の強弱,溶存ガスの多寡,地質構造などの違いによってさまざまである。(1)自噴泉(または湧泉) 自然に湧出する温泉。(2)沸騰泉 泉水が沸騰し,水蒸気とともに噴出する高温泉。…

※「湧泉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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