村瀬義益(読み)むらせ ぎえき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村瀬義益」の解説

村瀬義益 むらせ-ぎえき

?-? 江戸時代前期の和算家
百川流をまなぶ。のち江戸で礒村吉徳(いそむら-よしのり)の門人となり,下総(しもうさ)関宿(千葉県)にすむ。寛文13年(1673)「算法勿憚改(ふったんかい)」(「算学淵底記」)をあらわした。同書は当時の算学事情にくわしく,算額についての最初の見聞記事がある。佐渡(新潟県)出身通称は所左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例