条列(読み)じょうれつ

精選版 日本国語大辞典 「条列」の意味・読み・例文・類語

じょう‐れつデウ‥【条列】

  1. 〘 名詞 〙 箇条書に列挙すること。
    1. [初出の実例]「専ら下文に条列奉申上候」(出典:大小学校建議(1869)〈加藤有隣〉)
    2. 「拙案を条列して恭く諸君の高議を仰ぐ」(出典:明六雑誌‐二七号(1875)妻妾論・五〈森有礼〉)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐張堪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「条列」の読み・字形・画数・意味

【条列】じよう(でう)れつ

いちいち列挙する。〔後漢書、張堪伝〕堪、先づ入りて其の成都)に據り、庫を檢して、其の珍寶を收め、悉(ことごと)く條列して上言し、秋毫も私無く、民を慰撫す。

字通「条」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android