杢師村(読み)もくしむら

日本歴史地名大系 「杢師村」の解説

杢師村
もくしむら

[現在地名]君津市杢師一―四丁目・南久保みなみくぼ二丁目

南子安みなみこやす村の南に位置し、南を小糸こいと川が西流する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に木師村とみえ、高三六一石。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高四一一石余。天正一九年(一五九一)石原四郎右衛門の検地があった(「周淮郡杢師村検地帳写」鶴岡家文書)。寛永一〇年(一六三三)幕府領から旗本酒井領三三石余・田中領三二七石余の相給となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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