コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小糸川 こいとがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小糸川
こいとがわ

千葉県南西部,房総丘陵の高宕山(315m)付近に源を発し,北西に流れて東京湾に注ぐ川。全長 56km。新第三紀層に属するやわらかい砂質凝灰岩を深く刻んで,上流部には深い渓谷が見られる。中流部は蛇行し数段の河岸段丘形成,下流部に小規模の尖状三角州をもつ。1965年三島ダムが建設され,540万tの灌漑用水を蓄えたが,今日では工業用水としても利用されている。降水と日照に恵まれた上流部は県立清和県民の森に指定され,レクリエーション地域を形成。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔千葉県〕小糸川(こいとがわ)


千葉県南西部を流れる川。房総(ぼうそう)丘陵西部に源を発し、北西流して君津(きみつ)市西部で東京湾に注ぐ。2級河川(小糸川水系)。延長56km。上流に三島(みしま)ダム(三島湖)・豊英(とよふさ)ダム(豊英湖)がある。河口右岸の干潟は埋め立てられ、新日本製鐵君津製鉄所が立地する。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小糸川
こいとがわ

千葉県南部、君津(きみつ)市の房総(ぼうそう)丘陵から流れ出て東京湾に注ぐ川。延長80キロメートルで蛇行が著しく、河岸段丘が発達する。河口の沖積地前面が埋め立てられて新日鉄住金君津製鉄所の工場用地となっているが、この地は千葉県ノリ養殖の発祥地としての歴史を有する。上・中流域は干害を受けやすかったが、三島(みしま)ダムが完成して水不足は解消され、工業用水のためにその上流に豊英(とよふさ)ダムも設けられた。上流域は「清和(せいわ)県民の森」となっていて、森林レクリエーション施設が整備されており、人工湖での釣り客とともにハイキング、キャンプ客や一般レクリエーション客も増えている。[山村順次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

小糸川の関連キーワード内裏塚古墳君津(市)君津[市]千葉(県)房総半島小糸在来富津岬君津市三島小糸青堀

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

小糸川の関連情報