来住村(読み)きしむら

日本歴史地名大系 「来住村」の解説

来住村
きしむら

[現在地名]松山市来住町きしまち

松山平野の南平坦部に位置する農村。東は窪田くぼた村、西は今在家いまざいけ村、南は土居どい(浮穴郡)、北は南久米みなみくめ村・北久米きたくめ村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)久米郡の項に「岸村」とある。元禄一三年(一七〇〇)の領分附伊予国村浦記にも、天保郷帳(一八三四)にも岸村と書かれているが、享保一一年(一七二六)付の水利関係文書、明和八年(一七七一)改の「久米郡手鑑」には来住村と明記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む