予陽河野家譜(読み)よようこうのかふ

日本歴史地名大系 「予陽河野家譜」の解説

予陽河野家譜
よようこうのかふ

著者不詳であるが、河野氏に深い関係のあるもの

成立 慶長―元和年間

解説 河野氏の祖伊予皇子から第五六代の河野通直(牛福丸)に至るまで、歴代の事績を叙述した家譜である。「予章記」と同じように、本文のなかに多数の古文書を引用している。河野氏の事績の記述は、「予章記」のそれよりもはるかに詳細であり、かつ綿密であるが、すべてを史実と考えるのは早計である。体裁文体のうえから考えると、鎌倉末期までに原本があり、追記を重ねていったようで、さらに通直の没後に編集を完成したのであろう。

活字本 宮脇通赫編「続伊予温故録付録

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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