重信川北岸地域(読み)しげのぶがわほくがんちいき(きゆうくめぐん・しもうけなぐんちく)

日本歴史地名大系 「重信川北岸地域」の解説

重信川北岸地域(旧久米郡・下浮穴郡地区)
しげのぶがわほくがんちいき(きゆうくめぐん・しもうけなぐんちく)

松山市南部の農村地帯で、市街地から東に向かう金比羅こんぴら(現国道一一号)、南に向かう土佐道(現国道三三号)に沿う地域。弥生・古墳時代の住居跡、古代寺院跡が発掘されている。

明治二二年(一八八九)の町村制実施により、この地域にあった旧村(括弧内)が合併、久米郡では久米村(福音寺・北久米・南久米・鷹子・来住・南土居・窪田・高井)小野おの(平井谷・苅屋・小屋峠・北梅本・南梅本・畑中・水泥)石井いしい(和泉・朝生田・古川・居相・東石井・西石井・井門・土居・北土居・今在家・星岡・越智・天山)三村が、下浮穴郡では浮穴村(井門・森松・高井)が成立、同三〇年の郡の統廃合で全域が温泉おんせん郡に入った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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