来光寺村(読み)らいこうじむら

日本歴史地名大系 「来光寺村」の解説

来光寺村
らいこうじむら

[現在地名]吉井町光木こうき

稲蒔いなまき村の西に位置する。南に北平きたびら山があり、西側を北軒ほつけん川が北流して高田たかだ川に流れ込む。北部を東流する高田川沿いにわずかな平地があり、倉敷往来が通る。寛永備前国絵図では高二二石余。正保郷帳には来迎寺村と記される。「備陽記」によれば田畠一町三反余、家数一〇・人数六四、池一。来光寺という寺があったが宗旨・山号とも不明。天保年間の「磐梨郡三組手鑑」では直高一五石余、家老土倉四郎兵衛給地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android