東カルパート山脈(読み)ひがしカルパートさんみゃく(英語表記)Vostochnye Karpaty gory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東カルパート山脈」の意味・わかりやすい解説

東カルパート山脈
ひがしカルパートさんみゃく
Vostochnye Karpaty gory

カルパート山脈の一部。ポーランドとスロバキア国境にあるティリチ峠からルーマニア中部,ブラショブに近いプレデヤル峠までをさし,北西-南東方向に 600km以上にわたって連なる。大部分ウクライナとルーマニアに属する。主として砂岩頁岩で構成され,南西部に火山山塊がある。谷により分断された平頂の山脈から成り,混合林と高山草地がみられる。地下資源として石油天然ガス岩塩がある。山脈には多数の通過容易な峠がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android