ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東カルパート山脈」の意味・わかりやすい解説 東カルパート山脈ひがしカルパートさんみゃくVostochnye Karpaty gory カルパート山脈の一部。ポーランドとスロバキア国境にあるティリチ峠からルーマニア中部,ブラショブに近いプレデヤル峠までをさし,北西-南東方向に 600km以上にわたって連なる。大部分がウクライナとルーマニアに属する。主として砂岩,頁岩で構成され,南西部に火山山塊がある。谷により分断された平頂の山脈から成り,混合林と高山草地がみられる。地下資源として石油,天然ガス,岩塩がある。山脈には多数の通過容易な峠がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by