東の対(読み)ヒガシノタイ

デジタル大辞泉 「東の対」の意味・読み・例文・類語

ひがし‐の‐たい【東の対】

寝殿造りで、主殿東方にある対の屋ひんがしのたい。一の対。

ひんがし‐の‐たい【東の対】

ひがしのたい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「東の対」の意味・読み・例文・類語

ひがし【東】 の 対(たい)

寝殿造りで、寝殿の東にある建物。ひんがしのたい。
※六の宮の姫君(1922)〈芥川龍之介〉「姫君の住んでゐた東(ヒガシ)の対(タイ)も」

ひんがし【東】 の 対(たい)

※宇津保(970‐999頃)蔵開中「寝殿はひんがしのたいかけて、宮住み給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android