東京医大の不正入試

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東京医大の不正入試

東京医科大の不正入試 文部科学省の元局長が私大支援事業で東京医科大に便宜を図る見返りとして次男を合格させてもらったとする2018年の贈収賄事件を機に発覚した。医学部医学科の入試で元局長の次男を含む一部の受験生へ不正に加点し、女子や長期浪人生を実質的に減点するよう得点操作。調査した第三者委員会は不正が06年から始まり、学内に「女性には妊娠出産があり、業務に集中しづらい」などの考えがあったと指摘した。文科省は全国の医学部入試を調査し、最終的に10大学での不適切入試を認定した。

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