事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京手植ブラシ」の解説
東京手植ブラシ[その他(工芸)]
とうきょうてうえぶらし
台東区・墨田区・荒川区などで製作されている。洋式刷毛は、1874(明治7)年頃にフランス製刷子を手本として製造され始めた。手植えブラシは、機械植えに比べ密度があり、台座を選ばず丈夫である。東京ではもともと工業用ブラシ業者が多かっため、耐久性の高い手植えによるブラシもつくられており、現在も伝統的な手植え植毛が続けられている。東京都伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報