東京灯標(読み)とうきょうとうひょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東京灯標」の意味・わかりやすい解説

東京灯標
とうきょうとうひょう

東京湾の羽田沖北東にある灯標 light beacon。一般の暗礁を知らせるために設ける灯標の大型のもので,径 1mの鉄パイプを海底 50mに打込んで,その上にハウスをつけてあり,水面上 29mある。灯光は 120万カンデラで,16カイリ (30km弱) に達し,陸上の灯台並みの能力をもつ。居住施設もあるが,全自動操作で,夕方になるとモータが回転して点灯する。同形のものに,千葉灯標,伊勢湾灯標がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android