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自然光 しぜんこうnatural light

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自然光
しぜんこう
natural light

電場磁場の振動方向がそろっていない,すなわち偏光でない光を自然光という。光は電磁波であって,電場,磁場が光の進行方向に対して垂直な方向に振動しながら伝搬してゆくものと考えられる。特殊な条件のもとでは電場または磁場の振動方向がそろっている偏光をつくることができ,このようなとき光はかたよっているという。電灯やガス体から出る光は一般に自然光である。

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デジタル大辞泉の解説

しぜん‐こう〔‐クワウ〕【自然光】

太陽光や月光などの自然に由来する光。特に、カメラやビデオカメラの撮影または照明技術でいう。欧米においては、撮影者が意図して使用するフラッシュや電球以外の、その場にある光(室内の人工的な光源を含む)も含む。⇔人工光
あらゆる方向の偏光面をもち、ある時間における振動の強さの方向分布が一様である光。太陽光、燃焼に伴う発光など。⇔偏光

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カメラマン写真用語辞典の解説

自然光

 “自然光”と日本語で言う場合には、太陽の光あるいは月の光など、文字どおり人工の光でないものを指す。しかし欧米では、撮影者が意図して創り出した光、つまりフラッシュとか電球などによる照明以外はすべて自然光(available light)と捉える。この言葉は訳しにくいが、意訳すると「その場の光」ということで、たとえば室内の白熱電球や蛍光灯ももともとそこにあれば、available lightということになる。日本ではこれに「室内自然光」という、やや苦しい用語をあてている。 → 人工光 参照

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大辞林 第三版の解説

しぜんこう【自然光】

太陽などの天然の光。
いろいろな方向の振動面をもった波が均一に混合した光。 ↔ 偏光へんこう

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世界大百科事典内の自然光の言及

【光】より

…光は,進行方向に垂直な面内で,相互に直交した電場と磁場とが同じ位相で振動する横波である。電場の振動面が一方向に限られているものを直線偏光といい,これに対して通常の光源の光はいろいろな方向の振動面をもった光が多数集まったもので,このような光は自然光と呼ばれる(偏光)。光が真空中を伝わる速さを光速度といい,物理学で重要な基本定数の一つであって,とくに相対性理論や電磁気学において重要な意味をもっている。…

【偏光】より

…この当時はまだ光が横波であるという認識はなかったが,以降,J.B.ビオ,A.J.フレネル,T.ヤングら多くの人々によって偏光に関する実験や研究が行われ,その過程の中でフレネルによる光の横波説の確立をはじめ偏光そのものについても重要な進歩が得られ今日に至っている。
[自然光と偏光]
 光は電磁波の一種で,その電場の振動面は進行方向に垂直で,また磁場の振動面はこの両者に垂直である。太陽光や電灯からの光は,いろいろな方向の振動面をもった数多くの光が集まったものであり,したがって,平均としてはどの方向にも同じ強さで振動している。…

※「自然光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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