東儀和太郎(読み)トウギ マサタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「東儀和太郎」の解説

東儀 和太郎
トウギ マサタロウ


職業
雅楽

専門
篳篥,箏,和琴,右舞

肩書
宮内庁式部職楽部楽長

生年月日
明治43年 11月11日

出生地
東京

学歴
宮内省楽部本科〔昭和8年〕卒

経歴
天王寺方楽家安倍季兼の子孫。昭和元年宮内省(宮内庁)楽部楽生となり、楽師、34年楽長補、45年楽長を務め、51年退官。この間、37〜53年東京芸術大学講師、54年米国ウェスリン大学客員教授、のち小野雅楽会楽長、国立音楽大学講師などを兼任。雅楽の普及に努めるとともに、廃曲の復元尽力著書に「日本の伝統“雅楽”」「日本の古典芸能雅楽曲の作法」などがある。

所属団体
小野雅楽会

受賞
勲五等瑞宝章〔昭和56年〕

没年月日
平成5年 3月15日 (1993年)

家族
父=東儀 民四郎(雅楽師),弟=東儀 博(雅楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「東儀和太郎」の解説

東儀 和太郎
トウギ マサタロウ

昭和期の雅楽師 元・宮内庁式部職楽部楽長。



生年
明治43(1910)年11月11日

没年
平成5(1993)年3月15日

出生地
東京

学歴〔年〕
宮内省楽部本科〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲五等瑞宝章〔昭和56年〕

経歴
天王寺方楽家安倍季兼の子孫。昭和元年宮内省(現・宮内庁)楽部楽生となり、楽師、34年楽長補、45年楽長を務め、51年退官。この間、37〜53年東京芸術大学講師、54年米国ウェスリン大学客員教授、のち小野雅楽会楽長、国立音楽大学講師などを兼任。雅楽の普及に努めるとともに、廃曲の復元に尽力。著書に「日本の伝統“雅楽”」「日本の古典芸能雅楽曲の作法」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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