東力村(読み)とうりきむら

日本歴史地名大系 「東力村」の解説

東力村
とうりきむら

[現在地名]金沢市東力一―四丁目・東力町

間明まぎら村の南東伏見ふしみ川の東岸に位置し、北は入江いりえ村。正保郷帳では高四九〇石余、田方二九町六反余・畑方三町。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高五一三石・免六ツ(三箇国高物成帳)。寛文年間の家高数一二・百姓数一七(高免付給人帳)。宝永五年(一七〇八)には家数二四・人数一三三、馬五(「高免家数等覚帳」後藤文書)。寛延三年(一七五〇)頃には商品作物として茄子を栽培していた(「組下巨細帳」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android